こんにちは美容ライター「みーしゃ」(@misianomakeup )です♡
今日はスキンケアの要になる「洗顔」
何を使ってますか?どうやって落としてますか?の質問は総解決♡
【落とすケア】は美肌の要

私が何よりも大事にしている「落とすケア」
クレンジングと洗顔がとても重要です。
クレンジングに関しては「油脂クレンジング」を推しているので、今回は洗顔について。

クレンジングは?洗顔は?スキンケアは?という全般が気になる方はこちらを

油脂と石鹸の関係

私は油脂クレンジングを推奨しているわけですが、それには「石けん」が最高の相方になります。石けんの洗浄力の高さは時としてマイナスの点に捉えられてしまうのですが、油脂を洗い流すにはそれなりの洗浄力が求められます。
石鹸にいいイメージを持たない方も多いと思います。そんな方にはこちらを。

私がおすすめする石けんの中にも、大きく分けて2種類のものがあります。
- 純石鹸
- 化粧石けん
この選び方にも少し注意が必要なので知識を入れておきましょう。
【純石鹸】合成物質をほとんど含まない石けん素地だけで出来ているもの。洗浄力が高く値段もかなり安い。
【化粧石けん】石けん素地が成分の93%以上で天然成分や酸化防止剤・合成化学物質が加わったもの。
主にドラックストアなどで手に入れることが出来るものには「純石鹸」が多いです。化粧品ブランドで購入できるものには「化粧石けん」が多い傾向にあります。

純石鹸はとにかく添加物が少ないので肌に対する刺激が低いです。しかし、かなりしっかり落とす洗浄力があるのでその洗浄力が肌にとってマイナスの方もいます。
一般的には赤ちゃんや敏感肌にも「純石鹸」が使えると言われていますが、皮脂分泌が弱い肌の場合使用には乾燥を招くこともあるので少し注意が必要です。
1つ\100~¥500と安価な点や長く使えてコスパが良いのも純石鹸の特徴。

「化粧石けん」は化粧品ブランドで展開されているものに多いです。成分の中に石けんの基本となる成分以外のものが入っており、洗浄力も「純石鹸」に比べると劣ります。
保湿力や栄養価をウリにしている物も多いですが、洗い流すものなのでそこまで重視する必要はありません。
厳密にいえば製造方法も「中和法」「鹸化法」「練り」の3種類があります。
だから絶対これ!!というのはないんです。
基本的には「純石鹸」が油脂と相性も良く、肌の機能を正常に保つために、おすすめのアイテムでもあります。しかしながら肌質によっては合わないこともありますし、好みの面も大きいので、以下のアイテム一覧が参考になれば幸いです。
おすすめ石けん一覧

ここからは私が実際に使ってきたもの・これから使う予定のものを含め「石鹸」を紹介していきます。
自分の肌に合うかどうかは実際に使ってみないと分かりません。
「○○の肌なんですけどどれが良いですか?」「どれが一番いい?」
の質問には基本的にお答えできません。なぜならその肌質であっても使えるかどうかは皆同じではないから。実際に使えるかもしれないし、使えないかもしれない。
それはやってみないと分からないのです。
幸いなことに石けんは価格が安価ですから、気になったら是非自分の肌でお試しすることをおすすめします。
サンソリッド:スキンピールバー
私が愛用しているのが「サンソリット」の「スキンピールバー」です。
こちらは「ピーリング石けん」という部類なので、私は毎日使うというよりは週に何回か使うためのものとして常備しています。
「脂性肌」「くすみケア」「敏感肌」「普通肌」の4タイプがあるので、自分に合った石けんが選べます。
毛穴が詰まる・角栓が溜まっている・ごわつく・皮脂が多いそんな時使うと効果的。

牛乳石けん(¥100)

【牛乳石けん】100g(¥100)
- 90年を超えるロングセラー商品
- 牛乳から作られたミルクバター配合
- 赤箱はスクワラン配合
- 赤箱と青箱で少し違う
- 弱アルカリ性
もはや日本の石けんといえばこれじゃないか?というくらい知名度の高いアイテム。
元々は洗顔用ではありませんでしたが、今では洗顔用に使う方がとても多いです。現在は「赤箱女子」というタグがInstagramで流れるくらいその知名度は高い♡
牛乳石けんは「釜だき」製法により約1週間かけて作り上げている為、油脂由来の天然のうるおい成分が程よく残ります。
年間1億個以上製造されている人気の石けんで、年齢や肌質問わず使われています。

青箱もありますが、洗顔に使うなら「赤箱」がおすすめ♡
少し大きめなのでカットして使うのもいいですよ!とにかく洗いあがりが「しっとり」でツッパリを感じないのが最高にお気に入り。
もっと早く買ってれば…と思うくらい私好みの使用感でした。
いろんな場所で売られていますし、手に入れやすいので何から使えばいいか分からない・・・という方にも!
【全成分】石ケン素地/香料/乳脂(牛乳)/スクワラン/水/ステアリン酸/酸化チタン/EDTA-4Na
牛乳石鹸 カウブランド 赤箱 125g (0304-0410)
マックス:無添加せっけん(¥170)

【無添加生石けん】(¥170)
- 赤ちゃんの為に開発したソープ
- 香料/色素などを一切含まない
- 純石鹸
- 植物性石けん素地
私の信頼している青羽先生のTwitterで知った無添加の石けん。
成分が「石けん素地」と「水」だけで出来ているシンプルな純石鹸。
とにかくすっきり洗い流せるのが特徴。でも突っ張らない。
赤ちゃん用に開発された石けんなので、比較的敏感肌の方にも手に取りやすい物かなと思います。
まだ使い始めなので改めてレビューします♡
MiMC:オメガフレッシュモイストソープ(¥2,800)

【オメガフレッシュモイストソープ】
- MiMCの洗顔せっけん
- コールドプロセス製法
- 1~2か月かけて熟成
- コメヌカ油がベース
- 弱酸性
私がお気に入りで使っていた石けん。
植物オイルをそのまま固めたような石けんで肌がしっとりする処方。必須脂肪酸を豊富に含んだオイルを配合しているので、肌本来の皮脂やうるおいは守りながらメイクはすっきり落とせます。
ただ水に溶けやすいのでカットして使うのがおすすめ!

石鹸の中でも洗いあがりがしっとり・保湿力が高いので石けんでツッパリを感じやすい人にはおすすめ。
この石けんは自然乾燥しながら熱を加えず長時間かけて作ります。1~2か月かかるので販売されてもすぐにSOLDOUTになってしまうんです…
大量生産できないのがデメリットですが、使用感は最高です。

松山油脂:無添加せっけん(¥170)

【無添加せっけん】
- 純石けん分98%
- 釜だき製法
- グリセリン配合
- 合成界面活性剤不使用/防腐剤無添加
私が1個使い切った純石けん。
松山油脂はスキンケアが特に優秀!気になったので石けん買ってみました。
無添加で成分がとってもシンプルです。
【全成分】石けん素地/トコフェロール
顔だけでもなく体にも使える石けんになっています。

松山油脂には何種類かありますが、どれもシンプルでいいです!
「米ぬかせっけん」も優しい洗いあがりでしっかり落ちるのでおすすめ♡
ねば塾:やさしいせおと(¥270)

【やさしいせおと】(¥270)
- 無添加石けん
- 大豆油と菜種油をブレンド
- 鹸化法
こちらも私の信頼している青羽先生の紹介していた石けんで、顔だけでなく全身に使えます。全成分もかなりシンプルで、植物油を原料にしている為「リノール酸」「オレイン酸」とはだに必要な成分が豊富なのも特徴。
【全成分】石ケン素地/水/グリセリン
公式のサイトでも「今まで市販の石けんが合わなかった方にも、是非一度お試しいただきたい石けんです」と記載があります。
私はまだ使用が出来ていないですが、気になった方は是非。また購入次第レビューします。
【石けんって固形のものしかないの?】

大体「石鹸」ときいて思い浮かべるのはこういった「固形」のものですよね。
しかし、成分表を読み解いていくとチューブや液体のものであっても「石鹸」の部類に入るものは沢山あります。
やはり固形はあまり好きではないという方やお風呂場で使いたいという方も一定数いらっしゃるので、そういった方の参考になれば幸いです。
ソフィーナ:乾燥肌のための美容液洗顔料 クッション泡(¥1,800)

(出典:SOFINA公式サイト)
【クッション泡洗顔】(¥1,800)
- 弱アルカリ性の洗顔フォーム
- 約120回分
- SPT技術を採用
- 花優甘の香り
- 専用ネットでの泡立て
とにかく人気の高い洗顔料。リニューアルしてから「乾燥肌の為の美容液洗顔料」という売り出し方をしていますが、基本的な成分的には「石けん」を構成するものがメインになっています。
つまりチューブタイプの石けんという事。
【成分】水、グリセリン、ラウレス-6カルボン酸、パルミチン酸、ラウリルヒドロキシスルタイン、水酸化K、ラウレス-4カルボン酸、ステアリン酸、ラウレス-4カルボン酸Na、ミリスチン酸、エチルヘキシルグリセリン、ポリクオタニウム-7、PEG-75、PEG-6、EDTA-2Na、酸化チタン、メチルパラベン、香料
カルボン酸は「酸性」の成分で洗顔料と石鹸のブレンドみたいな成分になっているんです。弱アルカリ性でそれなりの洗浄力がありますし、純な石けんに比べれば保存料や香料などは使用されています。
その辺りは本当にリスクとベネフィットの兼ね合いで、判断次第かなとは思います。
乾燥肌に向いているかどうかは謎ですが、洗浄力はしっかりあります。
資生堂:パーフェクトホイップ(¥598)
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もはやこの青のパッケージを知らない人はいないんじゃないかというくらい認知度の高い「専科」のパーフェクトホイップ。これも石けんです。
固形じゃなくても成分次第では石鹸に分類されます。
【全成分】水、ステアリン酸、PEG-8、ミリスチン酸、水酸化K、グリセリン、ラウリン酸、エタノール、BG、ステアリン酸グリセリル(SE)、ポリクオタニウムー7、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、セリシン、EDTA-2Na、ソルビン酸K、トコフェロール、メチルパラベン、プロピルパラベン
「ステアリン酸/ミリスチン酸/水酸化K/グリセリン/ラウリン酸」
これが基本構造で「石鹸」を作る成分です。
石けんに増粘剤を加えてモコモコの泡を作り出せる「練り石けん」という感じ。
その分汚れはしっかり落ちますが、普通のクレンジングなんかと併用していると、脱脂力が強くなりすぎてしまうかな・・・という気もする洗顔です。
油脂と併用する分には良く落ちますが、エタノールなども多めなので使っていて乾燥する様なら一旦様子を見るのが無難です。
メディコル:ウォッシングパウダー(¥2,300)

【ウォッシングパウダー】(¥2,300)
- 皮脂類似成分で洗う
- パウダータイプの洗顔
- 肌表面に保護皮脂膜を形成
私が石けんの中でも一番おすすめしたいのがこの洗顔。
洗顔だけでなく「化粧水」も「保湿剤」にも惚れ込んでいます!
パウダータイプで好みは分かれますが、肌へのやさしさ・落としやすさは群を抜いて凄いです。皮脂類似成分で洗うなんて斬新すぎて驚きです。

石けんが何も合わない・使えない方には最終的にこれがベストと考えています。
トライアルセットもあるので、試しやすい!
オルビスユー:オルビスユーウォッシュ(¥1,800)

【オルビスユーウォッシュ】
- 粘り気のある洗顔
- クレイ成分による汚れ吸着
- ブースター洗顔

以前にも詳しくレビューしたことがありますが、とにかく評価の高い「オルビスユー」の洗顔料も成分的には石鹸がベースです。
かなりねっとりしたテクスチャーで、もっこもこになるよう設計されています。
敏感肌の方には…かもしれませんが油脂もすっきり落とせます♡私もトライアルセットでこの洗顔が気に入って、現品購入しようとおもいつつ結局してません(笑)私はスキンケアのアイテムが少し合いませんでいたが「シンプルステップ」に徹しているので、このトライアルも中々優秀です。
また大量の石けんを消費したらお風呂場用に購入予定です(笑)
アルジェラン:モイストフェイスウォッシュ(¥950)

【モイストフェイスウォッシュ】(¥950)
- オーガニック保湿洗顔料
- マツキヨブランド
- 植物由来の石けん洗浄成分
マツキヨのプライベートブランド商品という事で一時期話題になった「アルジェラン」。
値段の安さと質の高さが特徴の洗顔料です。
洗顔料ですが、成分を見ると「石鹸」であることがすぐにわかります。
【全成分】カリ石けん素地、グリセリン、水、BG、ステアリン酸グリセリル、シア脂、ダマスクバラ花、カミツレ花、オレンジ油、ラベンダー油、オレンジ果実水、ビターオレンジ花水、ラベンダー水、ローマカミツレ花水、タチジャコウソウ花/葉エキス、セージ葉エキス、ラベンダー花エキス、EDTA-4Na、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、ポリクオタニウム‐7、トウキンセンカ花エキス、エタノール、オリーブ葉エキス、キュウリ果実エキス、カラメル
洗浄力もしっかりありますし、かなり低価格で使いやすい大容量。
カラーズ アルジェラン モイストフェイスウォッシュ 130g
しかし、精油をふんだんに使っている為、香りが強いことやアレルギーリスクがあることは否めません。(普通肌の方なら問題なく使えると思います)
洗顔だけでなく「クレンジング」も発売されていて、それもかなり成分が良いです。

まとめ
石けんは賛否の分かれるアイテムではありますが、使い方さえ知っていれば決して悪い物にはなりません。
この機会に是非お試しあれ♡