こんにちは美容ライター「みーしゃ」(@misianomakeup)です♡今回はフェイスパックの使い方について!フェイスパックって毎日使えばそれだけ肌が綺麗になるの?
どうやって使えば効果的?
そんなフェイスパックの謎に迫ります。
目次
フェイスパックとは何?

フェイスパックとは皆さんおなじみかと思いますが、「シート」に化粧水や美容液のような美容成分を含ませたものです。
スキンケアの行程をパック1つで済ませられる手軽さや、ひたひたのマスクを顔に乗せる気持ちよさが人気の秘訣ですよね(^^)/
パックにはシートを乗せるタイプや、クリームやジェルを顔に乗せるタイプ、部分用など様々ありますが今回は「シートマスク」メインで話をすすめます。
・スペシャルケア用
普段のケアと切り離した「スペシャルケア」という考え方があります。
これは毎日のルーティーンではなく、週に1度や2度プラスする特別なもの。
高価なフェイスパックや高濃度のものはおそらく裏に「週に1~2回」などと記載があります。





・毎日使える用
最近主流になりつつあるのが「毎日使える」ことがコンセプトのフェイスパック。毎日のスキンケアで取り入れられるように、成分の調整などがなされています。
手軽さやコストパフォーマンス・使用感の優秀さから人気も高いです。






フェイスパックの効果は?

こういった「フェイスパック」は「化粧水」や「乳液」を付けるのとは何が違うの?
そんな疑問が浮かんできます。
ものにもよりますが多少の違いはあるにせよ成分的な優劣はなく、形の違いと思ってもらえると良いかと思います。(成分的問題については後ほど書きます)
どちらも「保湿」することが大前提。一般的なスキンケアでは順番に重ねていくのに対し、パックは顔にのせて5分~20分待つ必要あり。
多くの「フェイスパック」では「保湿」がメインになっていると思います。真偽は別としてフェイスパックの効果に挙げられるのは「保湿」。
そのほか含まれている成分の効果も期待できるかもしれません。
使用頻度はどれくらい?
基本的には個々の製品に記載されている「使用頻度」を守りましょう。
この記載にはちゃんと意味があります。
「毎日使えば綺麗になるよね!」
そんな思い込みが結果的に肌を残念な状態に導いてしまうかもしれない「フェイスパック」のデメリットについてみていきます!
フェイスパックのデメリット
個人的には「フェイスパック」は優秀だと感じる反面「美容理論」にのっとって考えると矛盾してしまう点が多いのが事実です。
なぜ「フェイスパックが良い」と言い切れないのか、情報を整理してみていきましょう!
肌メタボになる
一番陥る人が多いのが肌のメタボ状態になってしまうパターン。
以前から「シンプルケア」について何度も触れていますが、肌には栄養を入れ込めば入れ込むほど良いというのは誤った情報です。
肌は最低限の水分と油分があれば十分。あれもこれもと栄養を取り込んだからといって綺麗になるとは限りません。
シンプルケアを知りたい方はこちらから



「シンプルケア」に徹している私からすると「たっぷり栄養をいれこみますよ~」というケアは必要なのか疑問点もあります。
化粧品は浸透しない
もはやド定番の謳い文句ですが、極論言うと「化粧品は浸透しません」。浸透しても「角質層」まで。肌は本来「排泄器官」です。入れ込むところではなく「出すところ」であるのは大きな前提になります。化粧品はどんなに頑張っても「角層」までしか届きません。
パッティングしても、手で押し込んでも、長時間パックを乗せても、角層より奥には届かないのが事実。
フェイスパックを乗せていれば奥まで化粧品が届くんだ!
パックのほうが普通の化粧品より成分がたっぷりはいるんだ!
そんな勘違いもフェイスパックのデメリットでもあります。
バリア機能の低下

フェイスパックを多用するデメリットに「バリア機能の低下」という点があげられます。「バリア機能」とは外部からの刺激を守ってくれる働きです。
パックに限ったことではないですが、スキンケアをたっぷりする事で角質がふやけて、肌を守ってくれる「バリア機能」が脆くなるというデメリットがあります。
パックをした後に水分がたっぷり入ってプルプルした状態に見えるのも、この現象。
あくまでこの潤い感は一時的で、時間がたてば乾燥を感じるのは理にかなっています。また長時間のせることで、水分の蒸発とともに肌の水分まで蒸発してしまう危険性もあります。(規定時間は守りましょう)
外部からの水分や油分によって、自発的な皮脂や水分の分泌・保持能力が低下することは長い目で見ても得策ではありません。
防腐剤や添加物
フェイスパックに限らず、化粧品の成分を気にする方の多くは「防腐剤」や「添加物」がどうなのかを考えます。
化粧品には品質維持の為に刺激になりかねない成分を添加しているものも多くあります。
大容量のフェイスマスクなど個包装になっていないものは、一度空気に触れると雑菌が増えやすく「防腐剤」を大量にいれておかなければいけないという理由です。
しかし、これらは肌にとって嬉しい成分ではありません。特に敏感肌の人は刺激を感じてしまう可能性が否めません。
油断しないこと
フェイスパックをしたから大丈夫。安心。
そんな油断も大敵です。栄養を与える事はあくまで「補助的」。スキンケアは自分の力で健康な状態を保てる肌に、ちょっと手を貸してあげる。
フェイスパックもその補助的役割です。だからこそ「過信」はNG。
いくら高価なフェイスパックをしても「乱れた食生活」や「睡眠不足」「ストレス」等には勝てません。根本的解決は外からの栄養では難しいのです。
効果的に使うには?
「フェイスパック」を全面的にダメと批判しているわけではありません。
実際「毎日パックしてます」という肌の綺麗な人がいるのも事実。では、どうしたら効果的に使えるのか。これはほんとに単純なことばかりです。
まずは使う「日数」「時間」を守ること。
これは徹底してほしいです。毎日使いたいなら毎日使える用のマスクを。「時間」も記載時間以上にはのせないこと。

特に栄養価の高い成分は「スペシャルケア」だからこそ意味があります。
結婚式前の女性が高いパックを使って集中的・短期的に肌の状態を上げていくのもよく知られた美容法ではあります。
特別な日に大切に使いましょう(^^)/
私も事前に色々調べるのがルーティーンですが、ネット上には目を疑うような間違った情報や、信ぴょう性に欠ける情報があふれかえっています。
「美容法」は沢山ありますから、もしかしたらその方法でキレイを保っている人もいるのかもしれません(‘ω’)ノ
しかし、情報の取捨選択も大事な美容法。もちろん今回の私の話が違うと感じれば、それも取捨選択です。
特に「メイク前のパック」では化粧ノリが良くなったり、崩れにくくなることも多いです。何を目的に使うのかは吟味して!
フローフシ:SAISEI SHEET MASK
私が「スペシャルケア」として使うなら「フローフシ」の「SAISEIシートマスク」。2018年のベストコスメにも選ばれました。

サインができやすいゾーンや美容ツボを想定し、独自の美容成分「エンドミネラル」を高濃度配合した顔料で特殊プリントしたシートマスクです。
ターンオーバーの28日周期を崩さないように「1週間に2回×4週」のサイクルで、肌が自分でうるおいを生み出せるような力を付けることがコンセプトなのが高評価ポイント。
滅菌処理したマスクを1枚1枚密封した後、更に80度の熱菌処理をするという清潔な状態を保っているので、この点も安心です。
シートや成分にもこだわったマスクで、肌を甘やかさない「美肌菌ケア」が目的。普段のスキンケアとの併用、リラックスしたいとき、スキンケアが面倒な時、そんな時はフェイスパックを頼ってみましょう(^_-)-☆
このシリーズはトラブルが現れやすいゾーンを集中ケアする為「3タイプ」あります。
「目元」「口元」「フェイスライン」それぞれに特化しているので自分に合ったケアができますよ!
(2019/3/28追記)
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まとめ
フェイスパックは良い面もあれば「うーん…」と首をかしげてしまうこともあるのが事実。しかし、使い方やアイテムを吟味すれば強い味方になってくれます(‘ω’)ノ
是非上手に活用してみてくださいね!