シンプルケア

実は難しい【ビタミンC】を肌に使う効果や肌荒れとの関係。美肌マニアの必須条件とは

こんにちは美容ライター「みーしゃ」(@misianomakeup )です♡

前回の話に引き続き、ビタミンの話。

【入門編】”攻めのスキンケア”肌に「ビタミン」が必要不可欠なワケ。美肌マニアになる為に こんにちは美容ライター「みーしゃ」(@misianomakeup)です♡ 今週はスキンケア週間という事で、どんどんスキンケ...

実践に入る前に、是非読みこんで知識を味方につけてくださいね♡

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美肌に【ビタミンC】が関係する理由

今回のテーマ「ビタミンC」。

これは美肌マニア・スキンケアマニアでなくても、なんとなく「肌に良い」という情報が浸透している成分でもあります。

有名なアイテムだと○○CCっていうやつですね。薬局なんかでもよく目にしますし、最近ではInstagramでもよく目にします。

ではなぜこの「ビタミンC」が肌に良いとされるのか。

ビタミンCは、皮膚や骨の健康を維持するのに欠かせない成分だから。

物凄く根幹的なことを言うなら、これにつきます。ビタミン入門編でも書きましたが、ビタミン全般は肌に限らず「体」にとって重要な成分。

これが欠けるとビタミン欠乏症という病気にまでなります。

もっと肌に特化して言うならば、ビタミンCは肌への効果が大きい点も挙げられます。

  • メラニン色素の合成を抑制し、出来てしまったメラニン色素を薄くする
  • 色素沈着を目立たなくする
  • コラーゲンの生成
  • 抗酸化作用
  • NMFのバランスを正常にする
  • 紫外線によってつくられた過酸化脂質を還元する(毛穴改善)

スキンケアの専門家の世界でも”魔法”とまで言わしめる優れた成分で、スキンケアや内服で取り入れることは大きな意味があります。

しかし、私たち素人がスキンケアに取り入れると「思っていたのと違う」現象が起きることがあります。これがビタミンが簡単に扱えない理由の1つでもあります。

ビタミンCを使ったことがあるけど、思うような効果を得られなかった方は、まず知識を味方に付けるのがおすすめ!ビタミンCの特性や使い方について見ていきましょう♡

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肌荒れとビタミンCの因果関係って?

スキンケアの中でもビタミンCが配合されているものが多いですが、特にビタミンCに特化したアイテムだと「副作用」として認識されるものがあります。

ビタミンCのスキンケアを使って「ヒリヒリした」「赤みが出た」「乾燥した」そんな経験がある方は以下に該当するかもしれません。

  • ビタミンCによる強力な「還元作用」でのひりつき
  • 皮脂分泌抑制作用による乾燥
  • 肌質/肌コンディション

一番わかりやすいのはビタミンC本来の作用。

理科の授業で習う「酸化」と「還元」。

リンゴが空気に触れて酸化し、茶色くなる現象は有名ですよね?その反対「還元」がビタミンCにも「還元作用」として存在します。

肌で作用する「還元作用」というのは「メラニン生成の遅延」や「メラニンそのものの還元作用(黒い色を淡くする作用)」の事。

しかもこれがかなり強力。美肌にとっては嬉しい作用ですが、肌に塗ったときに刺激を感じやすいと言われています。

乾燥感を感じる方に多いのは「皮脂のコントロール」による反応が多いです。

ビタミンCには皮脂の分泌をコントロールする働きがありますが、乾燥肌でビタミンCを塗布したら皮脂分泌が抑制されたために乾燥してしまったり、敏感に傾く可能性も。

そしてこの感じ方や刺激は肌の状態やその時のコンディション・生理周期・環境の変化・濃度によっても変わります。今私は高濃度「3%~15%程度」のビタミンの使用を想定して話を進めていますが、わずか1%のビタミンC配合ですら、刺激に感じる可能性も大いにあるのです。

これがビタミンCが乾燥肌や敏感肌が使えない理由です。

だから私はまず「乾燥肌」から「普通肌」になるための「守りのケア」を推奨するのです。上に行きたくても上に行けない「乾燥肌」という地点から動かない限りは、攻めのケアはできません。

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肌の状態・体調・環境なども大きな要因になるので、2週間前はダメだったけど今日は使えた。そんなことがあるかもしれません。

私も濃度によってはヒリツキを覚えることがあります。そこまで肌が強いタイプではないので、一定のラインを超えると上手くいかない事もあります。

初めての方はパッチテスト・高濃度の場合も少量・一部分の使用などと工夫が必要です。

【注意】

使用に伴う多少のヒリツキは自己判断でもさほど問題ありませんが、真っ赤になる・痛い・かゆいと症状が度を超える場合には使用を中止、しっかりと保湿することをおすすめします。

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ビタミンCの選び方

ビタミンCと一括りにしていますが、スキンケアに使われるものには種類があります。

大きく分けて2種類。

  • ビタミンC誘導体
  • ピュアビタミンC

名前の通り「ピュアビタミン」というのはビタミンCそのまま。

しかし、ビタミンCというのは安定性が低く壊れやすいので、ピュアビタミンCというのは化粧品に配合するのが非常に難しいんです。

そこで安定性を高くして化粧品に配合されるのが「ビタミンC誘導体」

やはりビタミンCそのままの「ピュアビタミン」の方が効果としては即効性があります。

ビタミンCは濃度によって肌への効果が違うので、選ぶときの一つの指標にもなります。

ビタミンCを選ぶ時理想は「ピュアビタミン」。そして濃度を一つの指標にするのがおすすめ。

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ビタミンCの使い方

ビタミンCの使い方はその製品にもよりますが、化粧水や美容液に使われることがほとんどなので、スキンケアの中で上手く取り入れることが出来ます。

その時に気をつけたいのが量と保湿。

規定量は必ず守り、ビタミンCによる乾燥から肌を守るために「守るケア」をプラスすることがおすすめです。

セラミドを使った保湿剤やワセリンなどを併用するとデメリットもカバーしながらケアできます♡この守りのケアアイテムについても後日記載します。

 

まとめ

ビタミンCの深い世界は知れば知るほど興味深い!次回はビタミン系のスキンケアにいよいよ突入します♡