Instagramで質問の多かった「ニキビ」についてまとめます。
「何が原因?」
「どうやったら治るの?」
「何を使えばいいの?」
そんな疑問にお答えします(‘ω’)ノ
目次
ニキビの原因って?
そもそも「なんでニキビができるの?」という疑問は解消しておく必要があります。
自分の「ニキビ」ができる原因を知ることが予防の近道です。
思春期ニキビ

Instagramでも高校生を中心に10代の方から「ニキビができます。どうしたらいいでしょうか?」と質問頂きます。
この10代の「思春期」と呼ばれる時期にできるものは「思春期ニキビ」と呼ばれます。
私も10代の頃はおでこによくニキビができていました(´;ω;`)
主な原因は「ホルモンバランス」。
成長期は急激なホルモンの分泌や,不安定なホルモンバランスにより「皮脂の過剰分泌」が起こります。

その皮脂が毛穴に詰まってニキビが発生する仕組みです。
よく「アクネ菌」という言葉を耳にしませんか?

今回は詳しいことは割愛しますが、この「皮脂」と「アクネ菌」の組み合わせが、私たちを悩ませるニキビの原因になります。
極論、ホルモンバランスが落ち着けば…。というところもありますが、10代の皆さんの気持ちはわかります。
「今治したいの!!」
はい、そうですよね。のちほど予防対策をご紹介します(‘ω’)ノ
大人ニキビの原因と対策
20代を超え、大人になったのにニキビができるという人は「大人ニキビ」です。

思春期ニキビではTゾーンに出来やすかったニキビも、大人になると皮脂分泌が少ないはずの「頬」などにできませんか?
思春期ニキビが「過剰な皮脂分泌」が原因だったのに対し、大人ニキビは原因が1つではありません。
これがとても厄介です。
原因が1つでなければ、対策も1つではありません。
✔皮脂の過剰分泌
✔ストレス・不規則な生活
✔乾燥
✔ターンオーバーの乱れ
✔ホルモンバランスの乱れ
✔紫外線
✔洗いすぎ・刺激の強いクレンジング
特に注意が必要な項目について、1つずつ原因と対策を見ていきましょう(^^)/
ストレス・不規則な生活・食生活

大人になると日々の生活の中で「ストレス」を抱えたり、睡眠不足などの不規則な生活をしている方がとても多いです。
自律神経の乱れは男性ホルモンの分泌を増やして、脂性肌の状態になったり、ストレスによる免疫力の低下で肌へのダメージが増えてしまいます。
ストレスは心だけでなく体にも影響を及ぼしてしまう強敵です。
ストレスの軽減と言われても中々難しいのも事実…。
睡眠不足の改善については心と体の為にもおススメの美容法の1つです(^^)
また「食生活」の乱れも大きな要因。

コンビニのお弁当やお菓子・ジュース・インスタント食品等々…
食生活が乱れがちな人は、3食のバランスや使われている原料などにも気を配ることが必要です。
コンビニで菓子パンを買うのが習慣になっている人なら、まずはコンビニに行くのをやめてみる・菓子パンじゃなくておにぎりにするなんていう習慣を変えてみることから始めるのも第一歩です(‘ω’)ノ
実際私は一時期コンビニの菓子パンにハマって、毎日食べてる時期がありました。(大学の授業の前とか楽なんですよね)笑
でもやっぱり体には嬉しくないのも事実。

私も結婚してちゃんと自炊するようになってから、食事の大切さを実感しました(^O^)
乾燥

乾燥してるのにニキビ出来るの?!
真逆なようで大きく関連するのが「乾燥」です。
乾燥により皮脂が過剰に分泌したり、角栓が詰まってしまったり…
乾燥は百害あって一利なしです。
しわ・くすみ・ニキビ・たるみなどあらゆる肌トラブルを引き起こす可能性のある「乾燥」は真っ先に対処してほしい肌トラブル。

乾燥肌なのにニキビができる
という方はまず「乾燥」対策をしてみましょう!
クレンジングの見直しやスキンケアの見直しがおススメです。


ターンオーバーの乱れ

肌は常に生まれ変わり、正常な状態を保っています。
しかし、このターンオーバーが乱れると、角質が厚くなったり老廃物が外に排出されず溜まってしまったり…
角質は毛穴の出口をふさいでしまう為、毛穴つまりを起こしてニキビになってしまいます。

ニキビ跡がなかなか治らないという方も「ターンオーバー」が乱れている可能性が高いです。
スキンケアでターンオーバーを整えることが必要になります。
落とすケア(クレンジング)・入れるケア(スキンケア)どちらも重要です。

私もフルでスキンケアしていた時に、全くニキビ跡が治らなくて、悩んだ1人です。
しかし、「シンプルケア」に変えてから驚くほどの早さでニキビ跡が気にならなくなりました。

私の場合は、良かれと思って付けていたスキンケアに邪魔されて、ターンオーバーできていなかったのです。
(※効果を保証するものではありません。)

ホルモンバランスの乱れ

「生理前になるとニキビができる…」
そんな経験がある方はいませんか?
これは「ホルモンバランス」が関係しています(‘ω’)ノ
「女性ホルモン」と「男性ホルモン」のバランスが肌には重要です。

しかし、バランスが崩れて「男性ホルモン」が優位な状態になると、皮脂分泌が増えたり、毛穴が詰まってニキビの原因になってしまいます。
ホルモンバランスを整えるのにも「規則正しい生活」は重要です。

ストレスをためないこと・睡眠時間をしっかりとること・バランスのいい食事をとること…
あげればキリがありません(笑)
肌を正常な状態にするのってかーなーりー根気が必要です。
今少し紹介しただけでも、原因が色々存在することがお伝え出来ましたでしょうか?
原因がコレだけあると、「何すればいいですか?」と言われても回答できないのが正直なところ。
自分の原因がどこにあるのかは、自分が一番よくわかるはずです。
まずはその「原因」追求から始めましょう(^_-)-☆
私の「ニキビ」予防対策はコレ!
今回は、私が個人的によかったなと思うニキビ予防です(^O^)
(※効果を保証するものではありません。)
まずは皮膚科!!

私は「ニキビ」ができてしまったら、まず皮膚科に行きます。
なぜかというと、「化粧品」では根本的な解決にならないから。
普段の生活の中でターンオーバーを整えたり・清潔な状態を保つのには化粧品が大きな意味をもちますが、根本的なニキビ予防には「医療」の力が頼りになります。
「いつもここにできるなぁ」
そんな経験ある方いませんか?
それはちゃんとしたメカニズムがあるんです。
まず1つはその場所の皮脂腺が他より大きいこと、そして一度ニキビができてしまった毛穴が開いてしまっていることが挙げられます。

また、周りの毛穴も炎症を起こしやすくなっているので、同じような場所に繰り返してしまうのです。
一度治ったと思っても炎症がおさまっただけで、また何かのキッカケでニキビとなって現れます。
だからこそ根本的な「治療」が効率的なんです(‘ω’)ノ
しかし、医療機関での治療は、保険適用のもの・保険適用外のものにわかれます。
また、今あるニキビを対処するものや、ニキビ跡を治療するものなど目的も異なります。
✔治療薬(塗り薬)
✔ピーリング
✔ニキビ注射
✔ニキビ吸引
✔レーザー治療
✔イオン導入
✔ホルモン療法(低用量ピル)
✔漢方
ザっと挙げただけでもこんなにあります。
病院によって「○○はやらない」等治療方針があるので、自分のやりたい治療ができるかどうかはホームページ等から調べてみてくださいね(^^)/
私はまず「皮膚科」での受診・そのあとホームケアの徹底に取り組んでいます。
皮膚科ではどんな治療内容があるのか・どれくらいの値段なのかみていきましょう!
保険適用治療

軽度なニキビであれば「外用薬」「内服薬」によって保険の範囲で治療が可能です。
内服薬はニキビの炎症を抑える「抗生物質」やビタミン剤・漢方薬などを服用して、今あるニキビの治療とニキビの発生を抑制する治療。
外用薬は殺菌作用やピーリング作用を持つ塗り薬を患部に塗布して治療する方法になります。

処方箋と薬代でも¥2,000~¥5,000くらいが相場のようです。
私も保険適用の「ディフェリンゲル」と「デュアック」という薬剤を持っています(^^)/
自費治療

「美容皮膚科」では自費による治療も多くあります。
ただ、保険が適用されないのでかなり高額に…(´;ω;`)
重症化したニキビやしっかり治療したい方、保険の範囲でやってみたけどダメだった…という方は自費治療を選択する場合が多いです。
自費診療ではレーザーやLED・局所注射など医療行為によってニキビを「治療」します。
私は、「コメド吸引」「ピーリング」「イオン導入」のセットでニキビ治療をしたことがあります。

私の行った皮膚科では自費で約¥15,000かかりました。
保険治療に比べるとかなり跳ね上がりますよね(笑)
しかし、化粧品では対策できないニキビに治療の効果が感じられました。
自己判断ではなく「診療」をしてもらってからの治療なので、気持ち的にも安心して対策できるのが「医療」の魅力の1つです。
保険適用の範囲でやりたいのか、それとも自費治療でやりたいのか、その点も大きな違いになります。
ホームケア

一番は日々のスキンケアを見直すこと。
原因に合った予防をすること。
これは大きな課題です。
油分と水分のバランスを整え、清潔な状態を保つ。
言葉にすると簡単ですが、実際はとても難しい。

「おすすめの化粧水教えてください!」
残念ながら何の情報も無しに、その疑問に答えることは難しいです。
ひとりひとり原因も違えばニキビの状態も違うから。
私もできる限り「これ良いですよ!」っていう情報を共有したいのですが、ニキビ関連のアイテムは本当に難しい…(´;ω;`)

アイテム選びの「自己判断」が難しい場合には、医療機関の受診も視野に入れてみてほしいです。
まとめ
「ニキビ」と一言でまとめても、ニキビができる原因・予防・経過などは大きな個人差があります。
原因の追究・正しい治療・段階を踏むことが大きな意味を持ちます。
Instagramでは個人的な相談も随時対応しているので、気軽に相談してくださいね(^^)/