今回は「クレンジング」についてのブログ「後編」(^^)/
リクエストが多かったもののInstagramではまとめきれない内容だったので、やっとたどり着けて私もうれしいです♡
おススメのアイテムについては、前編にまとめたのでそちらも是非(‘ω’)ノ
目次
クレンジングの重要性
メイクを楽しむうえで欠かせないのが「クレンジング」。
最近ではその重要性についての本や雑誌での特集もよく目にします。
そして、クレンジングと同時に語られるのは「スキンケア」の重要性。
しかし最近は「スキンケア」で肌に栄養を入れ込むことより、不要なものを捨てること=「クレンジング」のほうが重要だという考え方がメジャーです。
なぜか。
それは「肌が排出器官」であるという事実があるからです。
肌は汗や皮脂、角質などの不要なものを常に排出しています。
それらは長時間肌の上に残ったままになると、酸化して肌荒れの原因にもなる言わば「ゴミ」。
だから、メイクをしていなくても汚れを落としてあげることは必要です。
私が最近読んだ本に「捨てる美容」と「しない美容」という本があります。
どちらも有名な本ですが、内容はほとんど同じことが書いてあるんです。
肌に栄養を入れ込むことよりも、捨てることのほうがずっと大切。
じゃあ「捨てる」って何?
という話を広げていきますね(^^♪
綺麗に洗う≠ゴシゴシ洗う
汚れ・不要なものを「捨てる」。つまり「綺麗に洗う」ということですよね。
でも、ここで勘違いしてはいけないのが「ゴシゴシ洗う」ではないということ。
優しく洗ったとしても、肌には静電気や摩擦が起こります。ゴシゴシ洗ってしまっては、肌の負担が大きくなるだけ。
綺麗に洗いたい。でも洗いすぎも逆効果。
クレンジングって難しいですね。
オイルクレンジングは乾燥するのか?
そして「クレンジングの重要性」が既に分かっている方に多い疑問。
オイルクレンジングは乾燥するのか?
答えは「クレンジングの種類による」です。
乾燥を引き起こすものもあれば、むしろ保湿効果のあるものもあります。
この違いさえ押さえておけば、「オイルクレンジングでは乾燥しない」
と言えちゃうかもしれません。
オイルクレンジングの種類
それではさっそくオイルクレンジングの種類についてみていきましょう!今回は2つに絞ります。
ミネラルオイル(鉱物油)
「オイルクレンジングは乾燥する」の元凶となってしまうのがコレ。
主原料が「石油」の鉱物油(ミネラルオイル)です。
安全性がとても高い反面、「脱脂力」が強いために、メイクの油汚れだけではなく、肌に必要な「皮脂」までとかしてしまいます。
メイクと一緒に皮脂が流れ出て、お肌が乾燥してしまうんですね。
そして、クレンジング自体の「油」はお湯で流れにくいので、W洗顔で「クレンジングの油分」を落とす作業が付随してきます。
これだけでも必要な皮脂や水分が流れ出ていることがわかりますが、鉱物油を洗い流すには大量の「界面活性剤」を配合しなければいけないのです。
界面活性剤については割愛しますが、肌の皮脂や水分は見る見るうちに流れ出ます。
怖いですね。
クレンジングと洗顔で自ら乾燥の原因を作ることになってしまいます。
このミネラルオイル系のクレンジングは¥1,000前後の商品に多く見られます。
油脂(動植物由来)
今回一番の重要ワードは「油脂」。
「油脂」とは動植物から作られるオイルのことです。「油脂」の特徴は「人間の皮脂」に構造が近いこと。デメリットとして「酸化しやすい」ことがあげられます。
油脂を使う上で大切なこと。それは、
「酸化しない油脂を選ぶこと」
そして、それは意外と身近なものです。
マカダミアナッツオイル・アボカド油・アルガンオイル・米ぬか油
これらは油脂の中でも酸化しにくいオイルです(^^)/
最近は「美容オイル」としていろんな種類のものが注目を集めていますよね。
クレンジングには「油脂」がいい
上の項目であげた「油脂」が、なぜクレンジングに向いているのか。
油脂は肌なじみがよく、鉱物油と違って水で流れやすい。
もし肌の上に残ってしまっても、皮脂に構造が近いので保湿成分となってくれる。
この2点が挙げられます。
あれ。
乾燥するどころか保湿成分になっている…?
これが「乾燥しないオイルクレンジング」の正体です(^_-)-☆
じつは私も今「油脂」でクレンジングする方法に切り替えて肌育してます。
その過程や、結果はまたまとめるのでぜひ♡
油脂クレンジングの特徴
- ある程度のメイクは落とすことができる
- 肌の乾燥を引き起こさない
- 毛穴や角栓にも効果的
- まつエクでも使用できる(ものによる)
いかがでしょう?
なんとなく「オイルクレンジング」への考え方も変わってきた方が多いのでは?
使用感なんかについてはまた別でじっくりまとめます(´・ω・)
1つ前のブログで紹介した「シュウウエムラ」のクレンジングと「THREE」のクレンジングも、天然由来成分98%でした。
しかし「98%」ということは完全な「油脂」ではありません。
大手のブランドで油脂100%のクレンジングを展開しているところはほぼ0。
ほとんどが「通販」での販売です。
原価も高く、企業からしてみれば効率の悪いアイテム。(笑)
マイナーブランドの「油脂」がほとんどですが、通販での購入に抵抗がない方は、デメリットにはならないかもしれないですね(^_-)
まとめ
「オイルクレンジングは乾燥する」
これはつい最近まで私も思い込んでいた文言です。
でも、よくよく「オイル」の正体を突き詰めていくと、「オイル=乾燥」ではないことが分かりました。知識はほんとに大切です。
「クレンジング」はメイクをするうえで欠かせないポイントであるからこそ、大事にしていきたいですよね。
また成分や実際のやり方については別途まとめます(^^♪
ご覧いただきありがとうございました。