最近よく聞く「W洗顔不要」ってどんな意味?
クレンジングと洗顔が習慣になっている人には不安要素も大きいW洗顔不要というこのスキンケア方法の謎に迫ります。
乾燥で悩む方、クレンジングに悩む方必見です(‘ω’)ノ
クレンジングと洗顔は最重要
私がこのブログを通して伝えてきたことの半分は【クレンジング】落とすケアの重要性。
メイクをするうえで避けて通ることのできない鬼門です。
肌をきれいにするための行為でありながら、肌悩みを増やす事とも紙一重。
今回のテーマは【W洗顔】
最近よく聞くようになったワードですが、その意味や本当にいいのか分かっている方は少ないものです。
是非W洗顔について知って綺麗な肌を目指しましょう(‘ω’)ノ
【W洗顔】って何?
W洗顔とはその名の通り2回洗顔をすることです。
【クレンジング】の後に【洗顔】
これでW洗顔です。
最近ではこのW洗顔に対しての批判的な意見も多く「W洗顔って駄目なんですか(´;ω;`)?」とDMで質問が殺到するありさまです。
メディアの力おそるべし。
そこで今回はW洗顔の意義と、なぜ批判的な意見が増えてきているのかについてまとめます。
是非いつものスキンケアを見直してみてくださいね(^^)/
なぜ【W洗顔】が必要なのか?
①クレンジング剤を洗い流す為
②クレンジングと洗顔では落とせる汚れが異なる
大きく分けてこの2つの理由があります。ほとんどが①です。
クレンジングをした後に洗顔することが習慣になっている人だと、W洗顔が当たり前ですよね。
クレンジングの中でも特にオイルやクリームはぬるま湯で洗い流しても顔に残留感があります。これを洗い流すことは必須です。
リキッド系のクレンジングだと水がベースの為、もとから洗い流しやすいので洗顔が不要な商品も多いんです。
「W洗顔不要」と言われても洗顔をすることが当たり前になっている人にとっては「不安」でしかありません。
W洗顔不要って書いてあるけど洗顔しちゃうという方も多いのでは?
しかし、W洗顔不要の商品をあえて使うならば洗顔は不要です。
洗いすぎて乾燥の原因に直結します。
洗顔しないと不安なのであれば洗顔の必要なクレンジングを使う方がいいでしょう。
【W洗顔不要】ってどんな仕組み?
リキッドやミルクタイプのクレンジングは元から【W洗顔不要】のアイテムが多いです。
これらは水ベースで出来ており界面活性剤の力でメイク汚れを落とすものなので、肌に残留しにくく、洗顔が不要。
しかし、最近の【W洗顔不要】アイテムにはオイルからバームまで種類が豊富です。
なぜこれらの商品は【W洗顔不要】なのか?
これ等の商品は本来オイルが残留しやすい為洗顔が必須ですが、肌の上に残留しないように「界面活性剤」を増やして水に流れやすくしているのです。
クレンジングでは「乳化」といってクレンジング剤の油と水を混ぜてから流しますよね?
この乳化を担ってくれるのが「界面活性剤」です。
当然「界面活性剤」の量が増えれば水とオイルの乳化を手助けして水で流しやすくなります。
純粋な油脂でのクレンジングをしたことがある方だと分かりやすいと思いますが、界面活性剤」を含んでいない油というのはぬるま湯だけでは流れにくいんです。
お皿洗いでも洗剤を付けないと油汚れは落ちません。それと原理は同じです。
肌の上から洗い流すという目的のためには「界面活性剤」が大きな意味を持つのです。
従来のクレンジングよりも「界面活性剤」を増やし洗い流しやすくしている為「洗顔」の必要がなくなります。
【W洗顔不要がいいの?】
【界面活性剤】について知っている方はこの時点で答えが分かるかもしれませんね。
先ほど紹介したオイルベースで【W洗顔不要】のものは肌に良いのか?
答えはNoです。
なぜなら【界面活性剤】が大量に配合されているから。
【界面活性剤】というのは脱脂力が非常に強く肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう特徴があります。
オイルを流しやすくするために増やしたこの【界面活性剤】ですが、その分脱脂力も増し増しに…。
結果肌がパリパリ…なんていう事態になりかねません。
洗いすぎは確かに肌にとってマイナスですが、必ずしも【W洗顔不要】がいいのかというとそうではありません。
洗浄力50のクレンジングに洗浄力50の洗顔
洗浄力100でW洗顔不要のクレンジング
どちらも結局洗浄力は100ですよね。
【W洗顔不要】が肌にとってよさそうという完全な企業戦略。
特に乾燥肌や敏感肌の方はこれらの選び方に注意しなければいけません。
【W洗顔不要】をえらぶなら
W洗顔不要のクレンジングを選ぶなら【油脂】です。
油脂は水に溶けやすく洗い流しやすい性質があります。
有名なアイテムだと「シュウウエムラ」の「アルティム∞」なんかがW洗顔不要で知られていますよね。
油脂ベースに界面活性剤が配合されているクレンジング(‘ω’)ノ
【W洗顔不要】です。
オイルの中でもえらびかたさえ間違えなければ、W洗顔不要はいい方向に捉えることが出来ます。
【W洗顔不要】が良いのか悪いのか、それは成分によって全く異なると言っても過言ではありません。
まとめ
いま話題の「W洗顔不要」アイテム。
その実態はとても複雑で言葉の意味だけでは捉えきれないものです。
上手い使い方で肌力アップを(‘ω’)ノ