スキンケア

【クリーム・ジェルクレンジング】は乾燥や毛穴に効果的?賢い洗浄料の選び方

ミルクやクリーム・ジェルは肌に優しいの?

乾燥しないクレンジングが知りたい!

そんな悩める女性必見のクレンジングの話です。

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【クレンジング】の種類による違い

クレンジングには大きなカテゴリー分けとして【オイル】【クリーム】【ミルク】【ジェル】があります。

【オイルクレンジング】オイルがベースの洗浄剤。カテゴリーの中で界面活性剤の配合量が最も多い

【ジェルクレンジング】水性タイプ油性タイプに分かれる。水性ジェルの中でもオイルの配合されているものといないものがある。油性の方がメイク落ちがよい。オイルクレンジングよりは界面活性剤の配合量が少ない。

【クリームクレンジング】オイルがベースのクレンジングで水分も多めに配合されている。はじめから乳化されており界面活性剤は多め

【ミルククレンジング】水がベースでオイル成分も界面活性剤も配合量が少ない。肌への負担はかなり少ないが、それなりのナチュラルメイクにしか対応できない。

 

この文字だけ見るとやはり「オイルはダメ!!」となりがち。

情報の浅いサイトでは「オイルクレンジングは乾燥するから、ジェルやクリームなどの優しいクレンジングを選びましょう」というのがお決まりです。しかし、このクレンジングの仕組みには、もっと深い構造を知る事で見える世界があります。

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クリームやジェルの方がお肌に優しい?

【オイルクレンジング】は乾燥するという決まり文句が独り歩きしてしまっている今の美容界。乾燥肌は「クリームクレンジング」や「ジェルクレンジング」が絶対だと思われがちなのが事実です。

クレンジングの重要性「オイルクレンジングは乾燥するのか?」今回は「クレンジング」についてのブログ「後編」(^^)/ リクエストが多かったもののInstagramではまとめきれない内容だった...

 

なぜ、オイルではだめでミルクやジェルならいいのか。

私には「オイルクレンジング」を推す理由があります。

例えば「ジェルクレンジング」

油分をほぼ含まない「水ベース」のジェルクレンジングだと、油分でメイクをとかす事が出来ないので界面活性剤の力だけでメイクを水に溶かそうとする仕組み。

他のものより洗浄力が無いのに界面活性剤による負担が大きく、肌が乾燥するという全くメリットのない洗浄剤になります。

またオイルほど滑りが良くないので、摩擦・圧をかけないと汚れが落ちないというありさまです。そして【クリームクレンジング】もイメージだけでは語れない真実があります。

 

クリームクレンジングも【オイルベース】に水と界面活性剤なので、オイルクレンジングよりは低刺激と考えられがち。しかしこの【オイルベース】が重要。

オイルの質によって全く意味が変わってきます。

オイルクレンジングの記事を読んでくださった方はなんとなく分かると思いますが、オイルには大きく分け【ミネラル系】【エステル系】【油脂系】があり、洗浄力と値段に段階があります。

クレンジングの重要性「オイルクレンジングは乾燥するのか?」今回は「クレンジング」についてのブログ「後編」(^^)/ リクエストが多かったもののInstagramではまとめきれない内容だった...

特に【ミネラルオイル】系を使用しているのもは値段は安価ですが、かなりの脱脂力と洗浄力が相まって乾燥を引き起こします。この脱脂力が強いミネラルオイルがベースの【クリームクレンジング】

 

 

なぜこれで乾燥しないと言えるのでしょうか。

「クリームは乾燥しない」というイメージ戦略の部分が非常に強いなあと感じてしまうのは私だけ…?(笑)

 

この理論にのっとって考えると勿論乾燥しにくい【油脂系】のオイルをベースにしたものであれば乾燥しないクレンジングというのも不思議ではありません。

成分がかなり意味を持ちますね。

例えばコレ

 

トリロジーというブランドの【クレンジングクリーム】です。

アーモンド油、グリセリン、ローズヒップ油、オリーブ油脂肪酸セテアリル/オリーブ油脂肪酸ソルビタン、セテアリルアルコール、月見草油、ホホバ種子油、酢酸トコフェロール、アロエベラ葉エキス、ニンジン種子油、カミツレ花エキス、ビターオレンジ花油、キサンタンガム、クエン酸、デヒドロ酢酸/ベンジルアルコール、ローズマリー葉エキス、香料

引用(トリロジー公式サイト

水をベースに油脂である【アーモンド油】【ローズヒップ油】に界面活性剤をまぜたクリームタイプのクレンジング。洗浄力は落ちますが、【ミネラルオイル】ではなく【油脂系オイル】である事に大きな意味があるのです。

どのクレンジングも「肌に優しい」という為には必ず理由があります。

 

クリームだから、ジェルだからという理由では肌に優しいとは言い切れないのです。

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【クレンジング】に求めること

【クレンジング】を選ぶときに基準となるものは人によって差がある事でしょう。しかし、賢い洗浄料の選び方には押さえるべきポイントがあります。

 

クレンジングに求めるのは【洗浄力】これにつきます。クレンジングというのは汚れを落とす行為であって「保湿」するための行為ではありません。

【美容液成分〇〇%】【洗いあがりしっとり】【うるおい】【低刺激】【敏感肌向け】

これ等の謳い文句で選んでしまう人は要注意です。クレンジングは汚れを落とせるから意味があります。配合されている成分が多ければ多いほど肌への負担は大きいですし、美容液で顔を洗ったとしても汚れが落ちるかとはまた別問題ですよね。

 

「なぜそのクレンジングなのか」という疑問に明確な答えがなければ、きっとそれは選択ミス。

ナチュラルメイクだからジェルでいいよね

肌が乾燥しそうだからクリームが一番

 

そんな選び方ひとつで肌の運命は大きく左右されます。メイクが落ち切っていない、実は思っていたより脱脂力が強かった、美容成分のまやかしで逆に肌が荒れた

そんな現実が女性の悩みの根本を作り出しています。

結局【クレンジング】には何を使えばいいの?

なんだかクレンジングを使うことに恐怖を感じるような内容ばかりなので、結局何を選べばいいのかをまとめます。

個人的に一番推奨するのは【キャリアオイル】によるデトックスマッサージ

 

は?

とい方はこちらのブログから

私の"シンプルケア"のやり方「クレンジング&スキンケア」こんにちは美容ライター「みーしゃ」(@misianomakeup )です♡ 今回は私の「クレンジング」と「スキンケア」のやり方につ...

界面活性剤を含まない【油脂100%】でのクレンジングは小田切ヒロさんの著書を元に取り入れたものです。

その次におすすめなのが【油脂系クレンジング】油脂に界面活性剤が配合されているものです。

おすすめ【油脂クレンジング】6選♡黒ずみ・乾燥対策オイルクレンジング肌の乾燥を改善し、メイク汚れもすっきり落とす。 そんな理想のクレンジングについてまとめます。 おすすめクレンジング大集合♡ ...

だけどやっぱりオイルは使いたくない!!という方には【油脂ベース】のクリームクレンジングがおすすめ。クリームクレンジングなら何でもいいわけではないのでご注意を。

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ジェルクレンジングは選び方も使い方もかなり難易度が高いのでおすすめはしません。ミルクタイプは落とせないことを前提に使用することが大切です。

ミルククレンジングでメイクを落とす多くの女性は、メイクの落ちやすさとクレンジングの洗浄力がマッチしていません。

みなさん思っているより濃いメイクをしているんです。ナチュラルメイクの定義は広すぎるのであてにしないのが吉。

まずは「汚れを落としきる事」

コレだけです。

クリームクレンジングやジェルクレンジングは毛穴に効果的とも言われます。

脱脂力の強いオイルを使っていた方がクリームに変えたときや、オイルで洗っていた時よりもクリームで摩擦による肌負担が減ったときには、その現象が起きるかもしれません。

クリームやジェルだから毛穴に効果的ではなく、肌への負担が変化したことで起きる現象と考えるのが合理的です。

だから、クリームクレンジングに変えたけど良くならなかった、逆に荒れたという方も少なからずいます。何より「洗いすぎ」「こすりすぎ」が肌にとって負担なのです。使うものも洗い方も肌の運命を左右します。

クレンジングはとても難しいのです。

またいいクレンジングに出会った際には紹介しますね(‘ω’)ノ

まとめ

クレンジング選びはイメージと口コミだけで判断してはいけない鬼門です。肌負担が大きいからこそとにかく慎重にクレンジングを選んでみましょう!