油脂クレンジングのやり方や油脂の特徴などをまとめます。
オイルクレンジングが乾燥すると思っている方に読んでほしい内容になっています。
油脂クレンジングに取り組んで美肌を目指しましょう♡
目次
クレンジングが最重要
美肌のために一番大切なことは!!!
せーの、はいっ!!
「クレンジング」
というくらい私のブログでは「落とすケア」が何よりも大事である。ということについて触れてきました。
まずはこのクレンジングの重要性について理解できないと、次からの説明が入ってこないと思うので、まずはクレンジングの重要性について見ていきましょう♡
もし仮にNG行動をしたままクレンジングを始めてしまっては、効果半減なので何事も知識は大切です。
油脂って何?
今回のテーマは「油脂」。
油脂って何?あぶら?
まずはこの油脂の正体と、油脂を使うメリットについてまとめます。
「油脂」とは化学的には「トリグリセリド」と呼ばれるグリセリンと脂肪酸のエステルのことです。
「は?なんじゃそりゃ?」
私もはじめはさっぱり意味不明でしたが、クレンジングの種類に置き換えると簡単に分かるようになります。
私たちが使う「クレンジング」には、オイルやジェル・ミルク・クリームなど様々ありますが、注目すべきは「オイルクレンジング」。
「オイルクレンジング」には大きく分けて3種類あります。
✔ミネラルオイル系
✔油脂系
✔エステル系
主成分にしている「オイル」が異なるのです(‘ω’)ノ鶏肉か豚肉か牛肉かみたいな感じです。(笑)
それぞれのオイルには特徴がありますが、私のブログの中では「乾燥するオイル」と「乾燥しないオイル」と呼んでいます。
もちろん使いたいのは「乾燥しないオイル」!
これが「油脂」なんです。
「オイルクレンジングは乾燥する」という先入観を持ってしまっている方も多いですが、油脂はこの定義に入りません。
といってもそんな特別なものではなく、植物や動物からつくられるオイルで、一度は聞いたことのあるようなオイルばかりです(^O^)
油脂の特徴
「油脂」には肌にとって嬉しいメリットが沢山あります。
「なぜクレンジングは油脂が良いのか」
この点をまとめます(^^♪
「油脂」はメイク汚れを落とせることは大前提です。
それ以上に、人間の皮脂と近い構造を持ち、固まった角質を柔軟にする効果が特徴的!
毛穴汚れやニキビの原因となる「角栓」は肌の中に溜まっていくとゴワゴワ・ザラザラという手触りになっていきます。
また、黒ずみとなって女子を悩ませる「いちご鼻」が完成します(´;ω;`)
「油脂」系のクレンジングを使い始めの頃の私も、角質にアプローチできるところに一番魅力を感じました。
油脂を伸ばしてメイクと馴染ませていくと、手に粒がついていたのです。
最初は何か分からなかったのですが、数日後のクレンジングでポロポロというよりはボロボロ?粒が取れたんです。
これ「角栓」だったのです。
肌の中に溜まりに溜まった「角栓」が油脂クレンジングで緩くなり、浮き上がったのが理由。
すごくないですか(´・ω・)?というか私は正直ドン引きでした。(笑)
そのほかの特徴は以下に簡単にまとめます。
✔ある程度のメイクに対応可
✔ダブル洗顔は基本不要
✔まつエクでも使用可能
✔乾燥しにくい
✔角質に効果的
「油脂クレンジング」はある程度のメイクには対応できますが、「絶対崩れない!」とか「毛穴埋めます」的な頑丈なメイクは落としきれない可能性が高いです。
シリコンやポリマーを使った下地やファンデーションを使う場合は、汚れが落ち切らなず、かえって肌荒れを引き起こす可能性があるので選び方に要注意。
ダブル洗顔はなくても問題ありませんが、商品によっては「洗顔してください」と記載のあるものもあるので、臨機応変に。
選ぶときの注意点
「油脂」の代表的なものにはこんなものがあります。
・米ぬかオイル
・アルガンオイル
・マカデミアナッツ油
・オリーブオイル
ね?知ってるものが多いでしょ?(笑)
これをクレンジングに使用します。
しかし、この時注意しなければいけないのが、「酸化しやすいかどうか」。
油は空気や温度によって酸化してしまう為、傷みやすいのがデメリットです。
クレンジングで選びたい酸化しにくいオイルは「オレイン酸」「抗酸化物質」を多く含みます。
オリーブ油・なたね油・ベニバナ油・ひまわり油・トウモロコシ油・米ぬか油・アルガンオイル・マカデミアナッツ油・オリーブオイル・ホホバオイル・ココナッツオイル・スクワランオイル
代表的なものでも、こんなに沢山の種類があります。
反対に酸化しやすいオイルはクレンジングに不向きです。
酸化しやすいものには…
馬油・ローズヒップオイル・亜麻仁油・グレープシードオイル
代表的なものだとこんなものが挙げられます。
まずは使うものを間違えてしまわないように、注意しましょう!
油脂クレンジングのやり方
そして、今回私も色々と理解するのにてこずっていた項目。
大きく分けて2種類があるので油脂クレンジングの理解を深めましょう(^O^)
①と②に分けて「油脂クレンジング」のやり方をまとめます。
①油脂(100%)
まずは、「油脂」そのもの!!
純粋なオイルもメイクの油性汚れをとかすことが出来るので、クレンジングに使用可能です。
究極を言うと料理に使うサラダ油もメイクがとけます(‘ω’)ノ
私はこの純粋な油脂でのクレンジングのやり方を「小田切ヒロ」さんの著書「捨てる美容」を参考に取り組みました(^O^)
本の中の「肌のきれいな女優たちが取り組んでいる」という言葉に惹かれて始めました。
内容としては【クレンジングを使わずにオイルを使ってマッサージする】というもので、クレンジングというよりは「マッサージ」感の強いメイクの落とし方です。
使うオイルは【未精製のピュアなオイル】
ピュアなオイルの中でも【ホホバオイル】が推奨されています。
「油脂100%」のメリットは【界面活性剤】を含んでいないこと。
界面活性剤はメイクを落とす目的で配合されているので、存在自体が悪い訳ではありませんが、必要な皮脂まで取り去ってしまう・バリア機能が壊れるなどの理由から、良いものとは言い難い成分です。
敏感肌・乾燥肌・アトピーなど、皮脂の分泌が弱い方には、界面活性剤が使われていない点は大きなメリットに感じます(*^^*)
①油脂クレンジングやり方
まず【未精製の油脂】を使ったやり方!
その①です!
【やり方】
①ポイントメイクはあらかじめリムーバーでオフしておく
②手のひらに【油脂】を取る
③顔全体にマッサージしながら馴染ませる【デトックスマッサージ】
④すすぐ
通常のクレンジングと違うのは③。
【デトックスマッサージ】なるものを行います(‘ω’)ノ
時間に余裕があれば30分から1時間かけてのマッサージです。
顔のリンパ・首・鎖骨まで手を使ってマッサージしていきます。
詳しい内容までは記載できないので、やり方については「小田切ヒロ」さんの著者をご覧ください。
【界面活性剤】を配合していない為、長い時間かけてクレンジングマッサージができます。
「メイク汚れ」だけでなく顔の「凝り」や「むくみ」までアプローチできるので、顔の明るさや歪みにも期待ができます♡
①使用クレンジング
【マカダミ屋】ゴールデンホホバオイル(¥1,480)
著者の中で紹介されているものと同じものを購入しました。
ホホバオイルには、人間の皮脂に近い「ワックスエステル」や「αトコフェロール」などの栄養が豊富に含まれているので、乾燥知らずのクレンジングが出来ちゃいます(‘ω’)ノ
②油脂系クレンジング
続いては「油脂系クレンジング」について。
油脂を主成分とした「クレンジングオイル」で、①の油脂100%との違いは【界面活性剤】が配合されている点。
私は美容化学者「かずのすけ」さんの著書「しない美容」を参考に取り入れています。
ベースが油脂なので乾燥しにくく、界面活性剤を配合しているので、純粋な油脂よりメイク汚れを浮かしやすくしてくれます。
しかし、市場に出回っているものは数が少なくまだまだ認知度は低めです。
②油脂系クレンジングやり方
【やり方】
①ポイントメイクは先に落としておく
②手にクレンジングを取る
③顔全体に馴染ませる
④手がふっと軽くなるまでクルクル円を描くようにメイクと馴染ませる
⑤ぬるま湯で乳化して、洗い流す
クレンジングのやり方は一般的なものと同じです。
界面活性剤が入っているので、一度乳化させてから洗い流しましょう(‘ω’)ノ
②使用クレンジング
【セラヴェール】プラチナムクレンジングオイル(¥3,600)
「油脂クレンジング」を大々的に評価し、推奨している美容化学者「かずのすけ」さんの開発したクレンジングオイルです。
私が「油脂クレンジング」2本目として取り入れたのがコレ。
「油脂」である【マカダミアナッツオイル】を主成分に、そのほかスクワラン・アルガンオイル・オリーブオイル・米ぬか油・などの油脂をブレンド。
更に①の純粋な油脂との違いである【界面活性剤】が2種類配合されています(^^)/
この界面活性剤もかなり厳選されています…!
ウォータープルーフやシリコーンベースにもOKという嬉しさ♡
メイク汚れもしっかり落とせます(‘ω’)ノ
どちらがいいの?
【純粋な油脂】と【油脂系クレンジング】どちらがいいの?という疑問が浮かんできます。
個人的な見解を述べさせてもらうなら、どちらもイイです。
・メイクだけでなく顔のコリやむくみも取りたい・皮脂の分泌が極端に弱いという方なら【油脂100%】
・がっちりメイクをしていて油脂クレンジングをしたい・時短で落としたい方なら【油脂系クレンジング】
こんな感じで選んでもらえると良いかなと思います。
メイク落ちもどちらも引けを取らないですし、コスパも同じくらいです。
あとは使用感や好みなども大切ですかね(^^)/
肌が乾燥してしょうがない(´;ω;`)という方には界面活性剤の入っていない【油脂100%】がおすすめです。
油脂100%ではウォータープルーフやシリコン系のメイクは落ち切らない可能性があるので【油脂系クレンジング】の方が安心。
【油脂パック】までまとめたかったのですが、文字数が5,000字をこえてしまいそうなので、次のブログで詳しくまとめます(^^♪
ご覧いただきありがとうございました!
まとめ
正しいクレンジングは美肌になるための近道。
知識とアイテムをフル活用して、肌トラブル知らずの肌を作りましょう!