今回は「クレンジング」のやり方についてまとめていきます。
毎日の作業だからこそ適当にすることはできません!
美肌の近道もココから。
一緒に美肌を目指しましょう(^O^)
目次
クレンジングのやり方基本編
まずは、無意識にやっているであろう「基本」について簡単に見ていきましょう(^^♪
使うものによって多少の違いはありますが、基本は同じです。
クレンジングの量
クレンジングの量はどのくらい使用しているでしょうか?
「サクランボ大1粒分」「4プッシュ」「500円玉大」

こんな感じですかね。
「規定量」が基本ですが、少し気を付けたいポイントも。
クレンジングの時に「摩擦」が起きてしまったり、顔全体に行き届かないなんてことがあれば、気持ち多めの量にしてあげることが必要です。
規定量より少ない人は尚更要注意。
クレンジングをケチってもいいことないので、十分な量を使用しましょう(^^)/
どこから洗う?
一般的に言われているのは、皮脂分泌の多いところから洗うと乾燥しにくいということ。

ティーゾーンから洗って乾燥しやすい頬は最後。といった具合です。
これは、そもそも乾燥を引き起こすクレンジングを使用することが前提になってしまっていますが、クレンジングが乾燥するというのは「必ず」ではありません。
以前そのことについても触れたのでぜひご覧くださいませ(‘ω’)ノ
よって、どこから洗ってもいいですが、洗い残しがないように、自分の中でしっかりとルートは決めておきましょう。
基本は広い面から洗って、細かいパーツを洗っていくのが良いと思います。
力加減が最重要
力加減を言葉に表すのは難しいですが、ものすごく重要です。
汚れを落とそうとするあまり、ゴシゴシしていませんか?
メイクの汚れは皮膚の上に乗っている状態なので、クレンジングで浮かせて洗い流すという作業です。
ゴシゴシしても肌の奥に指が届くわけではないですし、肌が傷つくのでNG。
じゃあどのくらいの力の強さか。

分かりやすく言うと手でクルクルしても「皮膚が動かないくらい」優しくです。
私も力がこもってグイっとやってしまうこともしばしば…。
手全体でやると力がこもってしまうので、指の第二関節辺りまでで洗うと優しくできます(^^)/
失敗しがちなやり方
綺麗に洗おうとするあまり、逆効果な洗い方をしてしまっている可能性も?!
失敗しがちなNG行動をまとめてみました(^O^)
手の平全体でゴシゴシ洗い
1つ上の「力加減が重要」のところでもかきましたが、手のひら全体で洗うとどうしても力がこもってしまうもの。
優しいタッチで洗うことに慣れるまでは、手のひら全体ではなく指先だけで洗うようにするのがコツ。

また、手の平の部分より指先のほうが感覚が鋭いので繊細な顔を洗うには向いています!
とにかく力は不要。
「ゴシゴシ」も「ぐりぐり」もダメ。
美肌への近道はそんなところにも潜んでいます。
乳化忘れ
「乳化」というと少し難しく聞こえますが、大切な工程なので少し長めになります。
まず「乳化」とは、本来交じり合わない者同士が混ざり合う現象のことです。
クレンジングの場合は、メイクにクレンジング剤をなじませた後、少量の水を加えることを「乳化」すると言います。

なぜこの乳化の作業が必要なのか?
洗っているときは油が肌の表面にある状態です。
そこに水を加えると、「転相」と呼ばれる現象が起きて、水に包まれた油が肌の表面に乗っている状態に変わります。

このほうがクレンジングを洗い流しやすいんです。
クレンジング剤をなじませた後に、そのまま洗い流してしまうのは、実はNG。
この「乳化」の作業を挟むことで、するんと汚れを落とすことができます。
乳化の際は本当に少量の水分をなじませてクルクルします。
すると次第に白っぽく変化してきます。これが洗い流しのサインです。
たっぷりのぬるま湯ですべて洗い流していきましょう!
クレンジングを馴染ませて直ぐにバシャバシャと洗い流してしまうかた!
乳化のひと手間を加えてみましょう(^_-)-☆
洗い忘れやすい場所
クレンジングの時に洗い忘れやすい箇所がいくつかあるので、要チェックです。
鼻の付け根
目頭の横の「鼻の付け根の部分」は角栓がたまりやすい場所。

鼻の付け根のところにプツプツとしたニキビのようなものが出来ているという方いませんか?
実は私もあります(笑)
これは稗粒腫(はいりゅうしゅ)と呼ばれる皮膚トラブルの可能性があります。
稗粒腫は古い角質などが小さなボールのようになっている老廃物の塊。
ニキビとはまた少し違います。

皮膚科などで治療することもできますが、稗粒腫はターンオーバー次第で改善ができます!
この場所の洗い忘れはかなりの高確率。
洗い方が適当だとプツプツとした肌荒れにもつながるので丁寧に洗いましょう。
小鼻
赤みで悩みの多い「小鼻」も洗い忘れの多い箇所。

汚れや皮脂がたまることで、白いプツプツとしたニキビのようなものが出来てしまうこともあります。
少し奥まっているので、洗うときは鼻の下を少し伸ばしてクルクルと優しく洗うことが必要です。
ゴシゴシ摩擦が加わると赤みになってしまうので要注意。
下唇の下
顎も比較的洗い忘れが多い箇所ではありますが、顎より上の「下唇」の少し下も洗い忘れが多い箇所。

下唇の下は奥まっているので、舌を使って内側から押しながら洗うと良く洗えます(‘ω’)ノ
ココもプツプツができやすいので要注意!
フェイスライン
素早く洗おうとする時に洗い忘れが起きやすいのが「フェイスライン」。

スキンケアも塗り忘れが多い箇所なので、しっかり隅から隅まで意識しましょう(‘ω’)ノ
小田切ヒロさんが著書の中で「顔だけを触っても綺麗にはなれない」と書いていました。
肌がきれいな人ほど、フェイスラインよりも先の首筋・デコルテ・脇・胸までが一つの顔だと考えている傾向があります。
意識が中心に集まりがちな人は意識的に範囲を広げてみてくださいね(^_-)-☆
まとめ
クレンジングは毎日のルーティンとなってしまっていて、やり方に無頓着になってしまう方も多いものです。
しかし、無意識にやっていることが美肌から遠ざかっている可能性もあります。
反対に、ほんのわずかな「やり方の違い」が美肌につながることもあります。
やり方が適当だったかも…という方は、いつものアイテムで是非実践してみてくださいね(^O^)
最後までご覧いただきありがとうございました。