いつもの美容ブログより反響が大きかった前回のブログ(笑)
きっと皆さんが思っているより私は人間味あふれる人生を送っています
山あり谷ありというより谷ばかりです(笑)
今日は私が美容に携わるきっかけとなるお話
長くなってしまったので2回に分けます
美容に目覚めるまでの話
大学2年の夏サークルの友達から「美容部員」のアルバイトの話を聞いた
その時は時給の良さに惹かれただけだった
募集は年に2回しかない
運が良かった
私は「美容部員」のアルバイトを手に入れる
高校生までは化粧禁止で、大学生になってからメイクをし始めた
しかしあまりにもメイクに無頓着
すっぴんの日もあれば、眉毛だけの日、リップだけの日なんてザラだった
眉毛のお手入れなんてほとんどしないし、クレンジングも一番安いもの
アルバイトの福利厚生を利用してできるだけお金をかけないようにしていた
さすがに美容部員のアルバイトを始めてからは一通りのメイクはするようになる
あくまで仕事のためのメイク
美容にお金をかける人は別世界の人なんだ
お金に余裕があるからこんなに高いもの買うんだと心の中で皮肉ったりして
妊娠して家にいる日が増えてからは益々メイクから遠のいた
大学で友達に合わない日は「今日は誰にも会わないから」という理由でメイクはしない
臨月まで働いて美容部員のバイトはやめた
すっぴんで外を出歩き続けた代償に、出産後信じられない程シミが増えた
妊娠してからはオシャレからも程遠かった
セールで買った¥1990のワンピースに旦那さんにプレゼントしてもらったスニーカー
リュックに妊婦のマークをつけて
髪は適当にひとくくり
朝の準備は5分だった
出産後は正直服を買う余裕すらなかったのであるもので済ませた
デニムにニット
ワンピース
その2つを交互に着るような生活
量が多くて悩みだった髪の毛は産後恐ろしいくらい抜け落ちてしまう
大好きだったネイルもしなくなった
お酒も飲めないし母乳のためにと食事もある程度は我慢した
異性にモテたいわけでもない
オシャレがしたいわけでもない
メイクや化粧品やオシャレな洋服なんて生活には必要ないものだとすら思っていた
ある朝私は自分の姿を見て絶句する
自転車に乗った私がガラスに映っている
いや、あれは私なのか
違う、誰だ
それは紛れもなく自分自身なのだ
疲れ切った顔にヨレヨレの洋服
ぼさぼさで少なくなった髪
抱っこし続けたせいで丸まってしまった背中
女と呼べるかどうかも際どいその姿は見たくもなかった
こんなの自分じゃない
信じたくなかった
だからといって何をどうすればいいのかなんて、その時の私には分からなかったのである
小学生の頃から作文を書けば表彰された
大学ではレポートを書くのが好きだった
ブログや日記も書くことが好き
そんな私は妊娠中「ライター」を始める
美容部員と並行して「美容ライター」という肩書きを自分につけてみたりして
最初にお仕事させて頂いた方のお陰で私はかなり恵まれていた
何も分からない私にライターとしてのノウハウを教えてくれたし
一生懸命仕事をしたら新しい仕事も任せてもらえた
1つ上手くいったらあとは同じ要領で仕事を増やすのはそう難しくはない
出産後はライター活動をする余裕もなかった
しかし大学4年6月就活に失敗した私はまたライター活動を再開させた
初めはとにかくアルバイト感覚
まだこの時は卒業したら就職するつもりだった
ライターはお金稼ぎの手段に過ぎなかったのだ
そんなとき新たに始めたのが「Instagram」だった
何かライターとして自己紹介できるツールが欲しいと思ったのだ
単価の高い仕事をするためには自分に付加価値をつけなければと
そんな時たまたまみつけた
ピンク加工の可愛いコスメ写真
これだ!!と直感で思った
その時の私は「美容垢」「コスメ垢」「メイク垢」なるものが賑わっているなんてしるよしもなかったのである
見よう見まねで新しく化粧品を買って可愛い写真を撮って更新した
加工のやり方もコスメの特徴も分からない
とにかくフォロワーが欲しかった
いいねが欲しくて永遠に知らない人の投稿にいいねをつけて回った
それが自分の付加価値の為にしている事として正しいのかは分からない
先行投資だと仕事のためにプチプラコスメを買いあさったりして
そんな時たまたま通りかかったRMK
アーティストがメイクイベントをやっていた
何かが買いたかった訳ではない
興味本位で私は鏡の前に座ったのだ
そんな偶然が私の人生を変えるとも知らずに